『陰ヨガ・陽ヨガ・調和のヨガ Vol.8』by 桶田弥里

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この世に生を受けることは、とても神秘的です。

古代中医学の思想において命の始まりは、
陰陽が交わることで発生すると考えられ(「太極を成す」とも表現されます)、
そのひとつになった陰陽が分離し最期を迎えると考えられています。

まず、男女の精が交わり、それが物質的な体の土台(火種)になります。=陰
そして命の火となる心火(陽)が発生。=陽

命の誕生となります。

ここでの「心」は、現代医学の心臓とは別で、機能も含めた大きな意味での「心」です。
「心」は火の性質を持ち、血脈を主(つかさど)り、精神活動(まさに心こころですね)と関わりがあります。

命の最期は、土台であった火種の精がなくなり、そのため陽である心火が消えるのです。
命の火が消えた、物質的な体(Body)のみが残るのです。

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昔、「まんが日本昔ばなし」で、人の一生をロウソクに例えたお話がありましたが(『寿命のロウソク』)
私は幼いながら非常に印象的だったことを思い出します。
そして、古代中医学の勉強をしながら、いつもそのロウソクを思い出すのです。

ロウは、陰。そして、火は陽。
ロウが溶け、火も消えます。
冷えて固まったロウだけが残るのです。

私たちが当たり前だと思いがちな、
心臓の拍動も、
身体が温かいのも、
この陽の命の火があるからなのです。

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火(陽)を豊かにするためにも土台となる体(陰)が大事になります。

両方とても大切なのです。
その性質、役割が違うだけなのです。

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ここからは私の考えですが、
私たちの中に宿るその命の火は、情熱といえると思います。
または、内なる輝きともいえるかもしれません。

だからこそ、
自分の体(陰)や心こころ(陽)を大事にすることは
とても重要なことだと思います。

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自分の内側が豊かで充実しているかどうかは、
後回しになることも少なくないのではないでしょうか。

外にばかり意識が向いてしまい、
表面的なものや形に気をとられてしまうこともあるかもしれません。

忙しさや心の余裕をなくしたとき、
外に外に「何か」を求め、
内側に目を向けられなくなる瞬間がやってきたとき、
自分の内側の命の火を豊かに燃やすこと、
そしてその土台を充実させることは、
「ホーム」に戻る(自分を取り戻す、または中庸になる)ことにつながると思います。

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「自分の心の声を聞いてあげることが大事」
これはとても難しいことです。

なぜなら、感情はたやすく嘘をつけるので、
自分で自分を見失ってしまうことがあります。

そんな時は、もちろんヨガのプラクティスが1番有効だと思います!

が、
ここでは
自分の情熱や内なる輝きにまず目を向けてみることを提案します。

感情は思い込みで見失うこともありますが、
・自分の中の情熱の火は灯っているのか
・自分の内側は十分に輝いているのか
火や輝きがあるかどうかは、自分でもわかりやすいのではないかと思います。

その状態が思ったものでなかったとして、最初はその現実から目を背けたくなるかもしれません。
でも自分が一番情熱を燃やしているとき、またキラキラ輝いているときを
少なくとも私たちは知っているはずだと思うのです。

火が燃えていないのか
はたまた、
その土台の充実が不足してきているのか

自分の内側をこのような陰陽の視点でみてみるのもまた、ひとつの方法だと思います。

※陰陽の概念は絶対的なものでなく、比べ方や比べるものにより変化する相対的なものです

written by misato

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弥里先生の「イブニングヨガ〜陰ヨガ」は、毎週火曜19:30-20:45にて開催中!

秋の夜長のリラックスにとてもピッタリですよ★

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Seekers who understand that health is not only of the Body, but of Mind and Spirit too;
Truth-Lovers who are willing and wanting to take a closer look at Life;
Gather at veda in Minami-Aoyama, Tokyo.

"veda" means, "Sacred Knowledge."
The kind of knowledge that's not just kept in our heads,
but the Wisdom of Life that comes alive in practical use in daily life. sign_01