『陰ヨガ・陽ヨガ・調和のヨガ Vol.9』by 桶田弥里

line01

今回は、東洋思想での宇宙の成り立ちをみてみます。

 

宇宙の始まりにはもやもやとした混沌があったと考えられています。
そこから動きが発生し(ビッグバンのようなもの)
軽くて澄んだ気(陽の気)が集まり天になり、
重くて濁った気(陰の気)が集まり地になりました。
天と地が交流してその間に命が生まれました。

区別なく混ざった状態の混沌から、
動きが起きたことでそれぞれに分かれました。

そこから学べることは、
私たちも動いてこそ自分の性質がはっきりする、ということだと思います。
また、動かなければ何も分からない、とも言えると思います。

動く、というのは陽の要素があります。

歩き、話し、経験し、人に会い、人とぶつかり、
好きになったり、好かれたり、
嫌いになったり、嫌われたり、
泣いたり、笑ったり、
私たちの生きる全ての「活動」が、自分自身の性質を明確にし、
「自分は何者か」を知るための大事な要素なのだと思います。

でもその違いはあるひとつの見方なのです。
天と地、陰と陽が同じ根元である混沌からうまれたということは、
「私らしさ」も「あなたらしさ」も、根底では繋がっているともいえます。
まったく異質のものでありながら、同じ根元なのです。
違いは相容れないものでなく、それはお互いを認め合える1つの視点だと思います。

?? 037 

***

もう1つ、ここから学べる大事なことは、
常に循環していて、その動きは止まることがない、ということです。

天と地(陽と陰)は常に交流し循環し続けています。
雨は地に降り、太陽に熱せられて天へ、そして雲になり、雨となりまた地に降ります。
自然界は常に循環していて、それは止まることがありません。

動く中で自分を知り、
どこかまで動くと終わる、ということはなく、
また次の動きが始まる、ということです。
(ここでの「動き」は生きるという「活動」を指しています。
 休息の反対に位置する動きを指しているわけではありません。なので休息はちゃんととってくださいね)

安定は、ぴたりと止まることでなく、
ゆらぎの中の一瞬一瞬のバランスのことです。
変化しない、ということではないのですね。

この世は、変化するという不変の法則があります。
変化する、と、不変である(変化しない)という一見矛盾した法則ですが、
同時にあるものです。
「変化する」ということが「不変である(変化しない)」のです。

安定を求めて変化を恐れていると、
次の循環が起きず滞ってしまいます。

水が滞っていくと腐っていきますね。
私たちの体も心もそうなってしまいます。

変化するのは恐いものです。
でも、自然界はそういうものなのだと思えば、
少し勇気が出たりするかもしれません。

?? 069

***

動きの中で自分を知り、
相手を知り、
知るからこそ認めることができる。

動くからこそ変化し、
循環がうまれ、
そしてまた新しい動きが始まる。成長する。

陰陽論はこのようなことを教えてくれます。
難しい場面もありますが、
私もそのように生きていけるよう、
忘れそうになったらまたここに戻ってきたいと思います。

***

弥里先生の「イブニングヨガ〜陰ヨガ」は、毎週火曜19:30-20:45にて開催中!

秋の夜長のリラックスにとてもピッタリですよ★

PLACE

place_01

コンセプトスタジオ logo_veda

〒107-0062 東京都港区南青山4-17-3, 2f
tel:03-6447-1502
fax:03-6447-1503
営業時間
10:00am~6:00pm (水曜定休)

○最寄り駅:表参道駅(東京メトロ 銀座線、千代田線、半蔵門線)A4出口より徒歩6分
○行き方:A4出口を出て、左へ(根津美術館方面)へ歩きます。右手にプラダがある信号を左折し、そのまま直進します。緑色の「中村不動産」の看板があるのでその角を右折し、右手のガラス張りの建物の2階です。

Seekers who understand that health is not only of the Body, but of Mind and Spirit too;
Truth-Lovers who are willing and wanting to take a closer look at Life;
Gather at veda in Minami-Aoyama, Tokyo.

"veda" means, "Sacred Knowledge."
The kind of knowledge that's not just kept in our heads,
but the Wisdom of Life that comes alive in practical use in daily life. sign_01