Fear and Yoga

ヨガと恐れ。東洋思想から見たそのつながりとは?!

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東洋思想では、情緒は「気の動き」と考えられています。
「病は気から」といいますが「気の持ちよう」というだけではなく、ある感情の偏りにより実際に気の動きに変化が起きてバランスを崩すと考えられているのです。

 

東洋思想では、5つの情緒変化がそれぞれの臓にあてはめられています。
そして、それぞれの気の動きの性質について説明されています。
細かい点についてはここでは省略させていただきますが、その中の一つである「恐」について、クラスでよくお話している私の経験と共に取り上げたいと思います。
(注:考えられている情緒変化は上記5つに2つ加わり7つあります。)

 

「恐」は生命に関係するため、人間の根本にある感情ですね。
恐れは、東洋医学において人間が生きるための根本的な部分である「腎」と深い関わりがあります。
(注:現代医学の腎臓そのものではなく、働きや機能など包括した意味)
「腎」は足腰と関わりがあります。

 

「腰がひける」
「腰が抜ける」
「尻込みする」
「足がすくむ」
というのは、恐れを意味する日本語です。
恐れに対して体の反応を表現しています。足腰の部分ですね。

 

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私がアシュタンガヨガのドロップバックの練習を始めたときに感じた感情は、「恐怖」でした。
ドロップバックとは、アシュタンガヨガの伝統的マイソールスタイルでの練習が深まってきた頃に始める、立位から後屈を行い、手を床に着くブリッジの体勢へと移行するポーズのことを言います。
ドロップバックで後ろにおりるためには、足がしっかりして腰がたって胸を開くことが必要だと思いますが、恐くて実際に「腰がひけて」しまうと、足が使えない、腰が立たない、胸が開かない。
そう、ドロップバックできない姿勢になるのです。

 

私が恐怖を持っている以上、どれだけ体の機能を高めたとしても難しい練習です。
もちろん人によっては、そしてアーサナによっては、身体能力でカバーできるものも出てはくると思いますが、練習を続けていくとそれだけではどうしても越えられない壁があると思います。
ヨガが「精神的な練習」と言われる理由は、まさにこういう部分にもあるのです。

 

すると、練習の過程で向き合うのは、自分の持つ恐怖を理解すること、そしてそれをどうクリアにしていくかということでしょう。
(根っこに潜む恐怖心については以前ブログでも書きましたのでよかったらお読みください→http://pittoresque.jp/archives/4793/

 

ヨガの練習の中で、様々な感情が湧くことがあると思います。
人によって苦手なアーサナ、乗り越えるべきものなど違うと思います。
後屈に関しては私は苦しさや恐怖でしたが、笑いがとまらないとか、イライラしたり、悲しくなると聞いたこともあります。

私たちそれぞれの深い心の旅が、マットの上、そしてマットから離れてもあるのだと思うととても神秘的です。

 

溢れてきた感情を閉じ込めず、是非私たちが次に進むための重要な鍵として、大事にして頂けたらと思います。

 

written by Misato Okeda (Yin Yoga teacher at veda)
※先日のHANAKIN NIGHT「フライデーvedaナイト」でのお話の内容を少しだけ抜粋させていただきました。


 

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