Order, Chaos, and a Sound Common Sense

秩序、無秩序と常識とは

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2回目となる妊娠生活は、かなりアクティブに過ごしているわたし。

初めての不安感もなく、
上の子のいろいろをやりながら、
いつものクラスやイベントなどをこなし、

気がついたらすっかりTokyo Working Womanペースのままの妊娠生活になっていました。

そんな中、7月のインド行きや、8月にお盆休みでバリ島でプチバカンスできたことが、
とても貴重で、わたし&babyにとって必要なchange of paceとなりました。

 

休みとはいえ、旅に出ること自体がやっぱりアクティブな妊婦ですが、この夏、大きなお腹を抱えてそんな過ごし方をしていたことで気づいたことが大きかったです。

 

日本からインドへの到着・出発の空港はいつも夜中の時刻。
そこには秩序もなければ、妊娠中の人や障害者などを優先するシステムの表示は特に見当たりませんでした。

それでもわたしは、大きなお腹で空港内を歩いていると、
必ず「お先にどうぞ」と譲ってくれるインド人たちに囲まれていました。
インドへはもうかれこれ13年以上?!訪れているので、以前から知ってはいましたが、
インド国民は、

国を「Mother India」と呼び、母性の象徴である牛を敬愛し、女神様を国中に祀り、

「妊婦」を守らないわけがないのですね。

 

8月のバリ島行きでも似たような体験がありました。
やはり、夜の変な時間に到着した便。
空港内は、イミグレーションも税関も、オーストラリアやアジア、そしてヨーロッパ各国から、同じく長旅で夜中の時間に到着した旅行客で溢れかえっていました。

整列するシステムもなければ、混雑を和らげるような設計もない、妊婦だけでなく、子供や障害者には絶対厳しい環境。
あまりの人だかりに若干身の危険まで感じてしまうほどの中、ただ目の前に広がるカオスの道のりを、ダメ元でどうにかして前に通ろうとするわたし。

すると、、
そんなわたしを目にしただけで、

前の方にいたオーストラリア人ファミリーは道をよけ、
フランス人ファミリーも、ティーネージャーの息子に呼びかけて、

「どきなさい、妊婦さんを通してあげなさい」と、
母の一言ですぅ〜っとわたしの前に道が開かれるではないですか!

正直、この時はほんっとーーに、救われました。

 

ところが、東京へ帰ってきてから、お腹もどんどん大きくなった8月下旬のことです。

大荷物で遠出から帰ってきた8歳の息子を迎えに行った先から、荷物も多いし、帰りはタクシーに乗ろうと思っていましたが、よりによってこの日の東京は突然のヒョウと土砂降りの大雨。

もちろん、タクシーは行列だし、全然来ないし。。
しばらくデパート内で雨宿りをしましたが、そのうち、待っていてももうこんな日はタクシーなんて難しいだろうと、仕方がなく山手線のホームへ向かいました。

駅も、ホームも電車もすごい混雑。
こんな日の都心の移動はちょっと辛くなることがわかっていながら、「優先席」の表示がある扉を選んで電車に乗りました。

一つだけ、空いていた席には、おばあちゃんが急ぎ足で椅子取りゲーム。

で、のっそのっそと妊婦のわたしは、その隣に立ってみるのですが…。

隅にはたぬき寝入りをしている若い女性。
その隣には、携帯のゲームに夢中になっている、彼氏らしき男性。

 

譲るどころか、気づく気配もなし。。

 

でもね、、

わたしはこの場で、別に優先席前の妊婦だからって、マタニティマーク見せびらかしたり(そんなのなくていいくらいどデカイお腹)、なんか喧嘩売るような態度もとりたくなくて。

ナントナク… でしたが、裏技使ってゲーム中の男性に「味方風」に言ってみました。

 

“Umm… Excuse me?
This is a priority seat. Would you mind giving your seat to me??”

そう、もしかしたらもしかして、、彼は日本人ではないかもしれない?!?
って、事実、別に何人でも関係ないのですが、あえて英語で尋ねてみました。
「すみません、ここは優先席なのですが、あなたの席を譲ってくださいませんか?」と。

 

若い男性は「あっ、」とした様子でしたが、ただ何も言わずにフツーに席を立ち、立ったままその前でずっとずっとゲームをしていました。

 

隣の女性は寝た(ふりっぽい)ままでした。

反対側のおばあちゃんは、突如にわたしに話しかけました。
「あたしはどーしても腰が痛くてねー、。。ごめんねー」と。

Version 2
インドでもバリでも、わたしと赤ちゃんのことを守ってくださった、
赤の他人の顔が、一人ひとりわたしの脳裏をよぎりました。

 

ありがとう、
ありがとう。

 

心の中で何度も、彼らを思いながら唱えました。
もう一度…。

 

なのに、整列乗車もあって、
優先席もあって、
マタニティキーホルダーまで配布されるこの国の首都では、

 

人々が常識にかけることがよくある。。

悲しいけど、そんなことを思ったよ。

 

みんなじゃないのはわかっているけど、
大きなお腹を抱えていて、
自分がいつもより1/3のぐらいのスピードで、スローダウンして動いていて、
初めて見えることがたくさんあるんです。

 

「常識」さえあれば、
優先席もマタニティマークも、要らないでしょう。

 

「気づき」さえあれば、
それが何より、あなたの常識のコンパスになってくれるでしょう。

 

でもね、でもね。
わたしが思ったのは、そこ止まりじゃなかったの。

 

東京は、疲れているの。

 

いつも、常時、疲れているの。。

仕事帰りの電車の時間だけでなく、

朝の通勤列車でも、あたりを見回したら、

はっきり言って状態のいい人はいたって少なく、

みんな相当疲れているの。

 

だから、東京。

自分の疲れをまず、癒さなきゃ。

自分が、
自分の中の常識を奪われてしまうほどの「疲れ」に憑かれていることを。
まず気づいてあげなければ、

いつか、秩序も無秩序も、何も関係なくなっちゃうぐらい

常識がなくなっちゃうよ。

 

常識は、
外から、社会から課せられる「ルール」なんかじゃない。

 

自分自身の中で、

常に気持ちよくいるための、認識であるはずなんだから。

 

 

written by mae.

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