ダルマ、カルマ、わたし。

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第7回のテーマは「ダルマ、カルマ、わたし。」です。今回のクラスでは、これまでのクラスの内容が全て繋がるような本質に迫るお話となりました。

今回もぜひ、お楽しみください!

 

*音声ファイル、動画ファイルを再生の際はヘッドフォンの使用を推奨します。
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*動画ファイル再生の場合、Quick Time、もしくはMedia Playerの環境をご用意下さい。
*実際のクラスをより忠実に再現できるよう、閲覧の際はなるべくゆっくりと聴ける環境を整え、再生を区切らず、通しでお楽しみ下さい。
*その他、うまく表示・再生されないなどの問題の改善方法は、FAQ形式で送らせていただいたメールをご参照下さい。

 

〜第7回「ダルマ、カルマ、わたし。」内容〜

1、聖典バガヴァットギーター
2、ダルマとカルマ
3、今回の宿題

 

 

1、聖典バガヴァットギーター

 

ヨガの聖典「バガヴァットギーター」は、インドのヒンズー教徒、またヨガの練習生にとっても心に深く触れる物語であり、その真髄はダルマを生きるということです。
今日は、そのバガヴァットギーターのエッセンスからお話しようと思います。

 

バガヴァットギーターの主人公は、戦士の家系に生まれたアルジュナという人物で、彼の失望から物語が始まります。実はここがインドのヒンズー教の中でも愛されている理由の1つなのです。宗教によっては、神様が非常に崇高な存在で完璧な存在として讃えられるものも少なくありませんが、ヒンズー教に出てくるその神々は時々怒ったりしますし、ヒーローと呼ばれるキャラクターが失望したりもします。
精神性を高め、天性、神様の域に近づくというスピリチュアリティ・精神性のスタート地点が非常に人間的であることは、とても面白い点です。

 

このバガヴァットギーターでは、主人公アルジュナの葛藤を一つの物語にし、そこから教訓を伝えています。本書ではアルジュナが戦場に出るシーンから始まります。領土問題と、アルジュナの兄弟が嫌っていた従兄弟との確執により戦争が勃発してしまいました。アルジュナが戦って殺さなければならない相手方に、従兄弟や親族、自分に剣を教えてくれた先生がいるのです。彼らを相手に戦うことはできない、と彼は剣を置いてしまいます。
このときアルジュナの馬車を牽いているのが、クリシュナ神という神様でした。クリシュナ神は、アルジュナのその言葉を聞いて、なんとアルジュナに「お前は戦士なのだから戦いなさい!」と言うのです。一般的には、神様なので戦わないということは褒められるのかと思いますが、そうではないのです。
なぜならば、戦士の家系に生まれた彼のダルマは戦うことだからです。

 

 

2、ダルマとカルマ

 

ダルマとは、自分の生きるべき道、行くべき道を歩むことです。日本語では「業」です。ダルマを裏切ってはならないというのがクリシュナ神の教えなのです。反対に自分の道に逆らうことをアダルマといいます。

 

食生活の回のときに「食はパーソナルなもので、一人ひとりが決めなければいけないから、他の人の食べ物を貶すこと見下すこともしないし、自分の体調に合うもの、自分の体、自分のライフスタイルに合うものを自分で選びましょう」というお話を繰り返ししました。
アーユルヴェーダでこれを表すとても良い表現があります。One man’s food is another man’s poison. 「ある人の食はまたある人の毒になる」という意味ですが、実はこのことがまさにダルマと同じレッスンなのです。

 

動画:ダルマについて(2:41)

 

動画:カルマについて(0:48)

 

音声:カルマは「罰」ではない(1:24)

[audio: http://vedatokyo.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/2016ISC0702_0124.mp3|titles=カルマは「罰」ではない]

 

音声:アヴィディア-無知-について(1:22)

[audio: http://vedatokyo.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/2016ISC0703_0122.mp3|titles=アヴィディア-無知-について]

 

動画:Awareness(1:22)

 

動画:カルマの波紋-7世代の教え-(3:21)

 

音声:物事の本質(4:29)

[audio: http://vedatokyo.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/2016ISC0704_0429.mp3|titles=物事の本質]

 

先ほどダルマとは自分の生きるべき道、行くべき道を歩むことであるというお話をしました。他にインド哲学では、全宇宙を支えている法則という意味もあります。また、このダルマにより全宇宙の調和・バランスが保たれているという意味もあります。

 

バガヴァットギーターや古代ヴェーダの教えの中では、ダルマについてこのように言われています。
「ダルマを守るものはダルマに守られる。でもダルマを裏切ってしまうもの、ダルマを痛めてしまうもの、傷つけてしまうものは、同じようにダルマによってつらい思いをするだろう。」
アルジュナの失望が何を表していたかというと、アルジュナは自分のダルマが一体何かわからなかったということです。私達と同じです。その失望に対して今目の前にあるものを最善な形で こつこつとやることがいいのだという教えなのです。
ここでひとつ皆さんにシェアしたい曲があります。

 

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動画:自分のボートをハッピーに漕ごう(3:55)

 

ダルマは英語で時々dutyと訳されることがあります。日本語で「義務」ですが、ここでは「務め」「やるべきこと」という意味です。

私の務めがヨガの指導者であれば、世の中には、サラリーマンもいるし、電車の運転手、清掃員や葬儀屋さん、OL、銀行員もいます。

ときどき、「めい先生、ヨガのインストラクターはかっこいいですね。私もそうやって輝きたいです!」と言ってくれる若い子がいます。確かに私が自分の務め、ダルマに沿っているならば輝いて見えると思います。でも、それが彼女にとってのダルマとは限らないのです。

いろいろな人のいろいろなお務めがあります。どの役割を与えられても、どの役割を演じても夢を見ているようなものです。けれど、自分がすべきことをしていると満足があります。サントーシャです。自分の役割をハッピーにやることです。務めがずれていると不快感があります。自分の才能が発揮しきれていないとか、しっくり来ない感覚があります。

みなさんは、ダルマを守るべきときが来たら、優しく流れに沿いつつ自分のダルマに合わせにいくように探りながら進めてください。そして摩擦が生じて、不快感や違和感を感じたらまた修正するのです。
そうして振り返ったときに、これが私のダルマだったのだとわかるときが来るでしょう。

 

動画:ダルマに沿うのは高い精神性(2:39)

 

音声:カルマの浄化(3:48)

[audio: http://vedatokyo.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/2016ISC0705_0348.mp3|titles=カルマの浄化]

 

 

では質問はありますか?

 

Q 先ほどの歌詞の最後で life is but a dream は、夢にしかすぎないということでしょうか。それほど重たいものでなく軽い事柄だ、ということでしょうか。

音声:Answer(1:32)

[audio: http://vedatokyo.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/2016ISC0706_0132.mp3|titles=Answer]

 

Q ダルマについてです。たとえば りんごの種は、そのまま普通にりんごになります。ダルマというのは自然の摂理に任せれば普通に流れていくところを、人間は自由意志があるので、ああしたいこうしたいと思うことでダルマの流れに逆らってしまい、それがカルマということなのでしょうか。

音声:Answer(0:17)

[audio: http://vedatokyo.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/2016ISC0707_0017.mp3|titles=Answer]

 

Q それを思い出していくということが、生きていくということなのでしょうか。

動画:Answer(0:17)

 

「ひとつ」を知るために「ふたつ」を作ったのです。でも本当は「ひとつ」しかありません。
自分一人だとどういう姿かわからないから、鏡の前に立ってみる。そうすると「自分」と「鏡の中にいる自分」と「ふたつ」になります。それで初めて自分の姿を全部観るのです。意識上でもまったく同じことが起きます。「ひとつ」しかなかったものに対して「ふたつ」が生まれると、どういう気持ちが生まれるでしょうか。

 

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動画:意識のお遊び①(2:16)

 

動画:意識のお遊び②(4:01)

 

3、今回の課題

 

各グループで「私たちのISC体験の醍醐味」をテーマに発表をしていただきます。

 

音声:最後の宿題(3:52)

[audio: http://vedatokyo.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/2016ISC0708_0352.mp3|titles=最後の宿題]

 

 

それでは3回一緒にOMチャンティングをして終わりましょう!

 

いよいよ次回6/4(土)は最後のクラスです!各グループによる発表はどのような内容になるのでしょうか。

そして、クラス終了後にはパーティーが待っています。お楽しみに! 

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Seekers who understand that health is not only of the Body, but of Mind and Spirit too;
Truth-Lovers who are willing and wanting to take a closer look at Life;
Gather at veda in Minami-Aoyama, Tokyo.

"veda" means, "Sacred Knowledge."
The kind of knowledge that's not just kept in our heads,
but the Wisdom of Life that comes alive in practical use in daily life. sign_01